これまで大切に乗ってきたバイクの廃車手続きをしたいと思う場合、一体どんなタイミングで行なうのが良いのでしょうか。仮に、不要だからと言って単に家に放置しておいたり、廃棄二輪車取扱店などに依頼して処分したものの、きちんとした手続きをしないとすれば、自動車税の請求だけは来るといった事態にもなりかねません。
それで、不要になったならすぐに手続きを行なうのがふさわしいと言えるでしょう。では、実際にバイクの廃車手続きを行なうのに良いタイミングがあるのでしょうか。手続きをした時に自賠責保険の有効期限がまだ残っているとしたら、保険料は戻ってくると言われています。
残っている期間が長ければ長いほど、戻ってくる保険料も多いと言うことができます。こうした理由で、不要になったならなるべく早く手続きをすることが勧められています。もう一つ考慮に入れておきたい点は、自動車税がかかってくる前に廃車手続きを済ませておくということです。
一般的に言って、自動車税がかかってくるのは、その年の四月一日の時点で登録されている自動車やバイクなどに対してです。つまり、四月一日を迎える前の三月中に手続きを済ませておくなら、翌年度の自動車税がかかることはないため、費用を最低限に抑えることにも繋がります。
もちろん、手続きと同時に買取に出したいと思っているなら、やはり早いに越したことはないでしょう。年式が古くなればなるほど査定額も下がってしまうからです。