バイクに乗らなくなったら、きちんと廃車処理をしておく必要があります。特に、手続きがされていないと税金がかかります。しかも、400?以上のものになると車と同じように車検を取らなくてはならなくなります。
そのため、乗らなくなったらできるだけ早く手続きをする必要があります。まずは、必要な書類を準備することから始まります。排気量によって異なりますが、自分で用意するものとして軽自動車届出済証が必要になります。
これは、ナンバーを取得した時に受け取っていたもので、万が一紛失しているときには再発行をしてもらうことになります。ちなみに、手続きをするにあたり印鑑が必要になります。そして、所有者と使用者が異なる場合には両者の印鑑が必要になります。
そして、軽自動車届出済証返納届を陸運局で入手します。ちなみに、これは自分で行う場合であり、販売店や業者などに依頼する場合には、そちらのほうで準備をするので記入をするだけになります。次に、251cc以上になると、軽自動車届出済証返納届ではなく、抹消登録申請書が必要になります。
こちらに関しても陸運局で入手をすることができます。それ以外にも陸運局で入手するものとして手数料納付書です。これに手数料として350分の印紙を付けて提出をします。そして、必要になるのが車検証です。初めにもあったように400cc以上になると車検が必要になります。
そして、これだけでは不十分で、税金の納付書が届かないようにする手続きが必要になります。軽自動車税申告書を陸運局で入手して提出をします。これによって、次年度は税金の請求が来なくなります。ちなみに、他の人や業者に依頼をするときには委任状も必要になります。委任状には氏名と住所と受任者の名前が記載されている必要があります。テンプレートもインターネットなどで公開されているので、それを使って作成すると早くできます。ちなみに、バイクからナンバープレートを外して返還をする必要がありますが、諸事情によりナンバープレートがない場合には、紛失等の理由書を添付しなければなりません。ナンバーは基本的には借りているということなので、変形していても持参したほうが無難です。そして、一番安く廃車をするのであれば、自分で陸運局に行き手続きを行うのが一番ですが、書類の作成や手続きが面倒だという時には手数料を支払って業者に依頼をしたほうがスムーズに確実に行えます。そして、忘れてはならないのが、自賠責保険料は返還をしてもらうことができるので、手続きが完了したら保険会社に請求をします。